お金の福利厚生「はぐくみ企業年金」が着実に拡大
将来のお金に対する不安は、多くの人にとって大きな関心事です。特に投資初心者の方にとっては、「何から始めれば良いのか」「元本割れのリスクが怖い」といった悩みも少なくないでしょう。そんな中、株式会社ベター・プレイスがサポートするお金の福利厚生「はぐくみ企業年金」が、2025年11月末時点で加入者数11万人、導入法人数5,000社を突破したと発表しました。
「はぐくみ企業年金」は、2018年4月に設立された確定給付企業年金(DB)という制度です。これは、企業が従業員に将来支払う年金の額をあらかじめ約束する仕組みのことで、運用リスクは企業側が負うため、加入者は安定した資産形成が期待できます。特に、投資初心者にとって大きな安心材料となるのが、元本保証の仕組みです。運用実績によって不足が生じた場合でも、事業主がその不足分を補てんするため、積み立てたお金が減る心配がありません。

投資初心者にも嬉しい「はぐくみ企業年金」のメリット
「はぐくみ企業年金」は、主に以下のような点で投資初心者にとって大きなメリットがあります。
難しい投資知識が不要: 自分で投資判断をする必要がないため、専門知識がなくても安心して資産形成を始められます。
元本保証で安心: 運用リスクを企業が負うため、積み立てたお金が減る心配がありません。これは、投資に不慣れな方にとって非常に心強い点です。
柔軟な受け取りが可能: 一般的な企業型DC(企業型確定拠出年金)やiDeCo(個人型確定拠出年金)が原則60歳以上でないと受け取れないのに対し、「はぐくみ企業年金」は退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能です。これにより、人生のさまざまなライフイベントに合わせて資金を活用できる柔軟性があります。
中小企業に広がる背景とDX化の推進
「はぐくみ企業年金」が全国の中小企業に堅調に広がっている背景には、企業の導入負担を軽減する工夫があります。多くの企業にとって、企業年金制度の導入は事務手続きの煩雑さがハードルとなりがちです。しかし、ベター・プレイスが開発・提供する企業年金DXシステム「はぐONE」は、導入に係る事務手続きの90%以上をDX化し、導入法人担当者の負担を大幅に軽減しています。さらに、加入者側も「はぐONE」アプリから掛金申請や積立額の確認、掛金シミュレーションが手軽に行えるようになり、資産形成がしやすい環境が整っています。

実際に「はぐくみ企業年金」を導入した企業では、従業員の平均加入率が74.2%と高い水準を誇ります。これは、企業が従業員の資産形成をサポートすることで、従業員のエンゲージメント向上や人材定着につながる効果が期待できることを示しています。
将来への「希望格差」を解消するために
現代の日本は、人口減少と超高齢化により「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足という課題を抱えています。また、若年層が企業を退職する理由として経済的な側面が最も多く(出所:厚生労働省 令和5年若年者雇用実態調査の概況)、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」であることが指摘されています(出所:金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6月)。
「はぐくみ企業年金」は、主に中小企業とそこで働く人々を支えることを目的としています。勤務する企業規模や居住地域によって生じる経済格差が、将来の資産形成や老後資金にも影響を与える「希望格差」という課題に対し、企業と従業員双方にメリットのある企業年金制度を提供することで、この格差の解消に貢献することを目指しています。

株式会社ベター・プレイスは、「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げています。今後も、企業と従業員双方にとって使いやすく安心できる資産形成の仕組みを提供し、働く人々のウェルビーイング向上に貢献していくでしょう。
「はぐくみ企業年金」やベター・プレイスに関する詳細は、以下のリンクから確認できます。
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