住信SBIネット銀行が「ドコモSMTBネット銀行」へ!あなたの金融ライフはどう変わる?
2026年8月3日、住信SBIネット銀行が「株式会社ドコモSMTBネット銀行」という新しい商号に変わることが発表されました。この大きな変化は、NTTドコモ、三井住友信託銀行、そして住信SBIネット銀行の3社が協力して、私たちの金融サービスをより便利で魅力的なものにしようという取り組みの一環です。投資初心者の方にとっても、見逃せないお得な情報や新しいサービスが盛りだくさんです。
新しい銀行の名前とロゴに注目!
新しい銀行の名前は「株式会社ドコモSMTBネット銀行」(英文表記:DOCOMO SMTB Net Bank, Inc.)です。この名前には、株主であるドコモと三井住友信託銀行が協力し、銀行の成長を支えるという強い思いが込められています。

2025年10月1日からは「d NEOBANK」という新しいサービスブランドもスタートしており、今後はドコモの持つ多くのユーザーや店舗、三井住友信託銀行の専門的な金融サービスのノウハウを組み合わせ、銀行の価値を高めていく方針です。新しい商号に関する詳しい情報は、特設サイトで確認できます。
会社の基盤を強くする「資本再編」とは?
2025年12月25日には、住信SBIネット銀行の「資本再編」が実施されます。
専門用語解説:資本再編
会社の資本(資金源)の構成を見直すことです。今回はドコモと三井住友信託銀行が、住信SBIネット銀行の株式の持ち方を調整し、さらに三井住友信託銀行が追加で資金を投入(増資)することで、会社の基盤を強くする目的があります。
具体的には、ドコモが持っていた住信SBIネット銀行の株式の一部(約500億円相当)を三井住友信託銀行に譲渡し、さらに住信SBIネット銀行が三井住友信託銀行を対象に「第三者割当増資」(約300億円)を実施します。
専門用語解説:第三者割当増資
会社が新しく株を発行し、特定の第三者(今回は三井住友信託銀行)に買ってもらうことで資金を調達する方法です。
これらの取引の後も、ドコモと三井住友信託銀行の「議決権比率」は50%ずつに調整されます。これは、両社が対等な立場で銀行の経営に関わっていくことを意味します。
専門用語解説:議決権比率
会社を経営する上での決定権の割合です。議決権比率が50%ずつになることで、ドコモと三井住友信託銀行が対等な立場で経営に関わることを意味します。
お得がいっぱい!3社連携による新しいサービス
ドコモ、三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行は、それぞれの強みを活かした様々な協業施策を順次開始します。投資初心者の方にも嬉しい特典や便利な機能が満載です。
ドコモ×住信SBIネット銀行の協業
dポイントが貯まる: 住信SBIネット銀行の口座で給与を受け取ったり、公共料金の引き落としを設定したり、ドコモ回線とセットで利用したりすると、dポイントがお得に貯まる特典が提供される予定です。
dカードとの連携強化: 「dカード」の引き落とし口座を住信SBIネット銀行に設定し、街で「dカード」を利用すると、dポイントの還元率がアップする特典が予定されています。預金額に応じた特典も検討されており、日常使いでお得にポイントを貯められます。
住宅ローン金利優遇: ドコモのサービスを利用している方を対象に、住信SBIネット銀行の住宅ローン金利が優遇される予定です。
マネックス証券との連携強化: 住信SBIネット銀行とマネックス証券の口座を同時に開設できる機能が提供され、手続きがスムーズになります。また、銀行口座と証券口座の間で資金を自動的に移動させる「スイープ機能」も提供される予定です。
専門用語解説:スイープ機能
銀行口座と証券口座の間で、自動的に資金を移動させる機能です。例えば、証券口座の残高が不足した場合に、銀行口座から自動的に資金が補充されるため、手間なく取引ができます。
三井住友信託銀行×住信SBIネット銀行の協業
「三井住友信託NEOBANK」住宅ローンの拡大: 三井住友信託銀行が提供する「三井住友信託NEOBANK」において、魅力的な金利と手厚い保障を備えた住宅ローンの取り扱いが拡大されます。相談から申し込みまでを三井住友信託銀行がワンストップで対応します。
専門的な金融サービスへのアクセス: 三井住友信託銀行の持つ資産運用(ファンドラップなど)、不動産、相続に関する専門的な商品やサービスが、住信SBIネット銀行の利用者向けにも順次提供されます。
プライベートアセット投資機会: 流動性(現金化のしやすさ)は低いものの、安定した運用リターンが期待できる「プライベートアセット」に投資する運用商品が開発され、住信SBIネット銀行の利用者にも提供される予定です。
専門用語解説:プライベートアセット
不動産や未公開株、インフラなど、市場で自由に売買されていない資産のことです。一般的に、安定したリターンが期待できる一方で、流動性(現金化のしやすさ)が低いという特徴があります。
ドコモ×三井住友信託銀行の協業
ポイント交換でdポイント: 三井住友信託銀行の資産管理アプリ「スマートライフデザイナー」でポイントを貯められる「Smart Life Designerポイントプログラム」が2026年1月13日から開始されます。貯まったポイントは、2026年3月31日以降にdポイントへ交換できるようになる予定です。業務提携を記念した定期預金の優遇金利やポイント進呈キャンペーンも開催されます。詳細はキャンペーンサイトで確認できます。
「株主パスポート」アプリでもdポイント交換を検討: 2026年度を目途に、三井住友信託銀行の個人株主向けアプリ「株主パスポート」でも、貯まったポイントをdポイントに交換できるよう検討が進められています。
「くらしと金融の境目のない未来」へ
ドコモ、三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行は、今回の商号変更と協業を通じて、日常の利用から専門的なニーズまで、金融サービスが私たちの暮らしに自然に溶け込むような「くらしと金融の境目のない未来」を目指しています。これらの新しいサービスが、あなたの金融ライフをより豊かに、より便利にするきっかけとなるでしょう。
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