投資初心者注目！「デジタル証券renga」第1号ファンドが運用開始、約14億円の資金調達を完了

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「デジタル証券renga」第1号、運用開始！投資の新しい形とは？

2025年12月19日、デジタル証券「renga」の第1号案件である「レジデンス(北品川)〜」ファンドが、約14.25億円という大規模な資金調達を完了し、本格的に運用を開始しました。

「デジタル証券」という言葉を耳にしたことはありますか？これは、不動産や株式といった従来の資産を、ブロックチェーンと呼ばれる技術を使ってデジタル化したものです。これにより、これまでまとまった資金が必要だった投資が、もっと手軽に、少額からできるようになる可能性を秘めています。

今回の「renga」第1号ファンドは、デジタル証券業界において画期的な「日本初」の取り組みを複数実現しています。

一貫したサービス提供: ファンドの組成、販売、そして運用に至るまでの一連のサービスを、デジタル証券株式会社（DS社）とそのシステム子会社であるオーナーシップ株式会社（OS社）が、自社グループ単独で実現しました。
投資家間売買の実現: ファンドの運用期間中に、投資家同士でデジタル証券を直接売買できる「相対取引」が可能になりました。これにより、投資家はより柔軟に資産を動かせるようになります。

このファンドは、東京都北品川にある一棟のレジデンス（居住用不動産）を投資対象としており、株式会社千葉銀行が特定の資産のみを担保とする「ノンリコースローン」という形で融資を行っています。

ノンリコースローン: 借りたお金を返済する際、対象となる資産（今回であれば北品川のレジデンス）からしか返済義務が生じないローンのことです。万が一、投資対象の価値が下がっても、借り主の他の資産にまで影響が及ばないため、リスクを限定しやすいという特徴があります。
相対取引: 株式市場などを通さず、売り手と買い手が直接交渉して売買を行う方法です。

「デジタル証券renga」は、「資産運用のプロが投資している商品に、誰でも少額から投資できる」ことを目指すサービスです。これまで一部の投資家しかアクセスできなかったような優良な資産運用機会が、より多くの人々に開かれることが期待されます。

OS社が開発・運用するプラットフォーム「OwnerShip」は、デジタル証券の発行から保管、販売、そして二次流通（投資家同士の売買）まで、全ての手続きをデジタルで完結できるのが強みです。現在までに「OwnerShip」上で発行されたデジタル証券の累計額は、349.24億円に達しています。

DS社とOS社は、「デジタル証券のマーケットプレイスで、資産運用を当たり前に。」というビジョンを掲げ、今後もデジタル証券ファンドの組成実績を積み重ねていく方針です。国内唯一の「デジタル証券のマーケットプレイス」を創り出し、デジタル証券業界の国内No.1プラットフォーマーを目指しています。

投資初心者の皆さんにとって、デジタル証券は新しい資産運用の選択肢となるかもしれません。少額から始められる点や、透明性の高いブロックチェーン技術の活用など、メリットも多い分野です。