香川から世界へ!持続可能な水インフラを守る森清掃社の挑戦
日本各地で老朽化した下水管による道路陥没事故など、水インフラの問題が顕在化しています。今後30年間で約38兆円もの費用が必要とされ、財政的な負担から下水道から浄化槽への転換を図る自治体も増えているのが現状です。
そんな中、香川県琴平町に約80年前に創業した有限会社森清掃社は、地域の水環境を守る老舗企業として、浄化槽の維持管理・清掃などを通じて地元で厚い信頼を得てきました。
浄化槽管理の課題と画期的な解決策
浄化槽は、家庭や事業所から出る汚水をきれいにしてくれる重要な設備ですが、その維持・管理を担う「浄化槽管理士」の人材不足と高齢化が業界全体の大きな課題となっています。
森清掃社は、この課題を解決するため、大阪大学発のスタートアップである株式会社地球観測と共同研究を進めました。その結果、浄化槽内の汚物量を自動測定するセンサーを中核技術とした「遠隔監視システム」を開発。森清掃社の調査によると、この技術は、汚損防止のための水中退避・重力落下機構を採用した浄化槽用自律型汚泥界面検出装置として世界初の技術です。
このシステムが導入されれば、浄化槽管理士の現場での負担が約20分の1まで減らせると見込まれており、人材不足の解消だけでなく、より高度な水質管理が可能になることが期待されています。

森清掃社の情報

会社名: 有限会社森清掃社
代表者: 堀家 真大
設立: 1979年8月29日
所在地: 香川県仲多度郡琴平町1252番地の2
事業内容: 浄化槽清掃・管理
AI・IoTで未来の水インフラを創造、SDGsへの貢献も
森清掃社は、さらにAI(人工知能:人間のように学習・判断するコンピューター技術)やIoT(モノのインターネット:様々なモノがインターネットにつながり、情報交換する仕組み)技術を活用した浄化槽管理の完全自動化システムの開発も進めています。これにより、国内の水インフラ業界の課題解決に貢献し、将来的には海外の新興国へ技術移転することで、世界の水インフラ問題解決や環境保護への寄与も目指しています。
ソニー銀行は、このような社会課題解決を目指す企業を支援し、投資を通じて社会貢献をしたいと考える投資家をつなぐプラットフォームを提供することで、持続可能な社会への貢献を目指しています。

特に、森清掃社の取り組みは、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、以下の目標に貢献すると考えられます。

目標6: 安全な水とトイレを世界中に
目標14: 海の豊かさを守ろう
目標17: パートナーシップで目標を達成しよう
投資型クラウドファンディング「Sony Bank GATE」で応援しよう
ソニー銀行は、投資型クラウドファンディングのプラットフォーム「Sony Bank GATE」を通じて、森清掃社の事業運営への出資を募集します。投資型クラウドファンディングとは、インターネットを通じて多くの人から少しずつ資金を集め、その資金を事業に投資する仕組みです。
ファンド募集概要

ファンド名: 独自開発の技術で世界の水を救う挑戦 森清掃社応援ファンド
申込受付期間: 2025年12月23日(火)~2026年1月24日
目標募集金額: 5,000,000円
1口あたりの申込金額: 10,000円
事業計画達成時の目標リターン: 1.03倍(税引後1.02倍)、年利9.990%(税引後年利7.980%)
このファンドは、1口10,000円から投資に参加できます。社会貢献性の高い事業を応援しながら、リターンも期待できる機会と言えるでしょう。
Sony Bank GATEの詳細はこちらをご覧ください。
森清掃社の革新的な取り組みは、日本の、そして世界の水インフラ問題解決に大きく貢献する可能性を秘めています。この機会に、社会貢献と投資を両立できるクラウドファンディングへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
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