新NISAだけで将来は大丈夫?投資初心者が知るべき「攻め」と「守り」のバランス【少額から始める資産形成】
新NISAの制度がスタートし、非課税で投資を始められるようになったことで、将来のために資産形成に取り組む人が増えています。しかし、「これで本当に将来は安心なの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
株式会社kochiraの「新NISA利用者の資産形成と『守りの資産』に関する意識調査」によると、新NISAを利用している人の約7割が、資産を増やす「攻め」だけでなく、資産を守る「守り」の視点も必要だと感じていることが分かりました。この調査結果から、投資初心者が知っておくべき「攻め」と「守り」のバランスについて、分かりやすく解説していきます。

投資初心者が新NISAで感じるリアルな不安とは?元本割れや商品選びの悩み
新NISAは長期的な資産形成をサポートする素晴らしい制度です。しかし、実際に利用している人たちは、どのような不安を抱えているのでしょうか。
「せっかく始めたのに損したらどうしよう…」元本割れへの恐れ
調査によると、新NISA利用者が最も不安に感じているのは「相場下落による元本割れ」で、39.0%にのぼりました。これは、投資したお金が減ってしまうことへの心配です。特に投資初心者の場合、「元本保証」という言葉に安心感を覚えることも多いため、元本割れのリスクは大きな不安要素になるでしょう。
「せっかく貯めたお金を投資に回したのに、減ってしまったらどうしよう…」
私も最初はそう思っていました。でも、投資にはリスクがつきものです。大切なのは、リスクをゼロにすることではなく、リスクを理解し、どう付き合っていくかを知ることなんです。
どの商品を選ぶ?いつ買う?投資判断の難しさ
次に多かった不安は、「買うタイミングや積立額の判断が難しい」(28.0%)、「どの商品を選べばよいか分からない」(22.33%)でした。新NISAの対象商品は多岐にわたり、初めて投資をする方にとっては、どれを選べばいいのか迷ってしまうのも無理はありません。
「この株、今が買い時なのかな?」「この投資信託、本当に私に合っているの?」
と、私もよく悩みました。投資に関する情報があふれている現代では、かえって情報過多になり、判断が難しく感じることもありますね。しかし、少額から始める投資なら、まずはお試し感覚で始めてみることも可能です。
新NISAで変わる資産形成の意識:「攻め」だけでなく「守り」が重要に
新NISAを始めたことで、多くの人の資産形成に対する考え方に変化が生まれているようです。調査では、55.0%の人が「大きく変わった」「やや変わった」と回答しています。

7割超が「守りの視点も必要」と回答!その背景にあるもの
注目すべきは、新NISA利用者の72.66%が「利益を狙う『攻め』だけでなく、資産を守る『守り』の視点も必要だと感じる」と回答している点です。

これは、単に資産を増やすだけでなく、
相場変動で資産が減ってしまうリスクに備えたい
物価上昇(インフレ)や円安で、お金の価値が目減りするのを防ぎたい
将来の経済環境が不透明で不安がある
といった背景があると考えられます。私も、投資を始めたばかりの頃は「とにかく増やしたい!」と思っていましたが、経験を積むうちに「減らさないこと」の重要性も痛感しました。特に少額投資の場合、大きな利益を狙うのは難しいからこそ、着実に資産を守りながら増やす視点が大切になります。
あなたにとっての「守りの資産」とは?インフレ対策と価値保全
では、具体的に「守りの資産」とはどのようなものを指すのでしょうか?調査では、「守りの資産」に近いものとして、以下の回答が多く挙がりました。
インフレや物価上昇に備えられること(48.0%)
長期的に価値を保ちやすいこと(46.33%)
大きく値下がりしにくいこと(35.0%)
現金だけに頼らず分散できること(33.33%)

「インフレ」とは、モノやサービスの値段が上がり、相対的にお金の価値が下がってしまう現象のこと。例えば、100円で買えたものが翌年には110円になる、といったイメージです。預貯金だけだと、このインフレによって実質的な資産が目減りしてしまう可能性があります。そのため、インフレに強い資産で価値を保つという考え方が、「守りの資産」の重要な側面であることが分かります。
少額から始める「守りの資産」!初心者におすすめの選択肢
「守りの資産」と聞くと、なんだか難しそう、お金持ちだけが持つもの、と感じるかもしれません。しかし、少額からでも取り入れられる選択肢はたくさんあります。新NISA以外で、今後「守りの資産」として関心があるものを尋ねた結果も見てみましょう。

定番の「預貯金」を侮るなかれ!まずは手元資金の確保
最も関心が高かったのは「預貯金」(48.0%)でした。やはり、いつでも引き出せて安心感のある預貯金は、資産の「守り」の基本中の基本です。私も、投資を始める前に、まずは生活防衛資金として、半年~1年分の生活費を預貯金で確保することをおすすめしています。これで、万が一の急な出費があっても、投資している資産を急いで売却する必要がなくなり、心のゆとりが生まれます。
注目される「貴金属(ゴールドなど)」は少額からでも始められる?
貴金属(ゴールド・銀・プラチナなど)に関心がある人も17.0%いました。貴金属については、「長期的に価値を保つ」(36.0%)、「インフレ対策になる」(32.67%)といったイメージが強いようです。

ゴールドなどの貴金属は、株式や債券とは異なる値動きをすることが多く、リスク分散の手段としても注目されています。実物資産なので「いざという時に安心」と感じる人もいるでしょう。
「でも、ゴールドって高そうだし、どうやって買えばいいの?」
そう思いますよね。実は、貴金属への投資には、現物の金貨やインゴットだけでなく、金積立や金ETF(上場投資信託)など、少額から始められる方法もあります。例えば、月々1,000円から金積立ができるサービスもあり、投資初心者でも気軽に始めやすいのが魅力です。
投資信託や債券も「守り」の視点で活用する
「個人向け国債・債券」(32.0%)や「投資信託」(31.33%)も、「守りの資産」として関心を集めています。
個人向け国債・債券:国や企業にお金を貸すことで、利息を受け取る商品です。比較的リスクが低いとされ、特に個人向け国債は元本割れのリスクがほぼないとされています。
投資信託:多くの投資家から集めたお金を、運用のプロが株式や債券などに投資してくれる商品です。少額から分散投資ができるため、初心者にも人気があります。守りの視点では、株式の比率が低く、債券の比率が高い「バランス型」の投資信託などが選択肢になるでしょう。
これらを組み合わせることで、新NISAで「攻め」つつ、他の資産で「守る」というバランスの取れた資産形成が可能になります。
攻めと守りのバランスがカギ!少額投資で堅実な未来を築く
新NISAを活用した「攻め」の投資と、預貯金や貴金属、債券などを組み合わせた「守り」の資産形成。この二つのバランスを意識することが、投資初心者が堅実な未来を築くためのカギとなります。
「家計改善」が資産形成の土台を作る!固定費削減と使途不明金の見直し
投資を始める前に、まず大切なのが「家計改善」です。どんなに素晴らしい投資商品に出会っても、毎月の家計が赤字では意味がありません。
固定費の見直し:携帯料金、保険料、サブスクリプションサービスなど、毎月決まって出ていくお金を見直しましょう。私も、不要なサブスクを解約しただけで、月に数千円の節約になりました。
使途不明金の可視化:何にいくら使っているか分からないお金はありませんか?家計簿アプリなどを活用して、お金の流れを把握することが第一歩です。無駄遣いを減らすことで、投資に回せるお金を捻出できます。
家計の土台がしっかりしていれば、少額投資でも無理なく続けられ、複利の効果を最大限に活かすことができます。
投資の「攻め」と「守り」を両立させる具体的なステップ
投資初心者が「攻め」と「守り」を両立させるための具体的なステップをご紹介します。
- 生活防衛資金の確保:まずは、万が一のために預貯金で半年〜1年分の生活費を確保しましょう。
- 新NISAで少額積立を始める:「つみたて投資枠」を活用し、月々100円や1,000円といった少額から、リスク分散された投資信託の積立を始めます。
- 「守りの資産」を検討する:預貯金だけでなく、個人向け国債や、少額からの貴金属積立など、インフレ対策になる資産をポートフォリオに加えることを検討します。
- 定期的な見直し:年に一度は、自分の資産状況や目標を見直し、攻めと守りのバランスが適切か確認しましょう。
焦らず、自分のペースで、着実に資産形成を進めていくことが成功への道です。
まとめ:少額投資で未来を切り開く、あなたへのメッセージ
新NISAは資産形成の大きなチャンスですが、不安を感じる人が多いのも事実です。しかし、今回の調査結果から、多くの人が「守り」の視点も重要だと考えていることが分かりました。少額投資を行う私たち一般人こそ、「攻め」と「守り」のバランスを意識することが大切です。
まずは家計を見直して土台を固め、少額からでも新NISAを始め、そして預貯金や貴金属などの「守りの資産」も視野に入れる。この一歩一歩が、あなたの将来の安心につながるはずです。
家計改善につながる行動
投資を始める前に、まずは家計の健康診断から始めませんか?「何にいくら使っているか分からない」という方は、家計簿アプリを使ってお金の流れを可視化してみましょう。そして、携帯料金や保険料、使っていないサブスクサービスなど、毎月出ていく固定費を見直すことで、投資に回せるお金を無理なく増やせるはずです。家計改善は、堅実な資産形成の第一歩です。
少額投資の第一歩
「投資は怖い」と感じる方でも、月々100円から始められる投資信託の積立なら、気軽にスタートできます。新NISAのつみたて投資枠を活用すれば、非課税で効率的に資産を増やせるチャンスです。まずは証券口座を開設して、少額から「攻め」の投資を体験してみませんか?そして、「守り」の資産として、月々1,000円程度から始められる金積立なども検討してみるのも良いでしょう。
学びたい人向け
もっと詳しく投資や家計管理について知りたい方には、初心者向けの書籍がおすすめです。基本的な金融知識から、具体的な投資商品の選び方、家計管理のコツまで、分かりやすく解説された本がたくさんあります。また、無料で使える家計簿アプリも充実しているので、まずは手軽に始めてみてはいかがでしょうか。知識を深めることで、より自信を持って資産形成に取り組めるようになります。
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