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新NISAで始める「金投資」の魅力と「GS Plus ゴールド」の選び方

新NISA対応!「GS Plus ゴールド」で手軽に金投資を始めよう

GS Plus ゴールド (為替ヘッジあり・なし)

ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントは、ETF(上場投資信託証券)を通じて実質的に金に投資する追加型投信「GS Plus ゴールド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)」の運用を2025年12月9日に開始しました。

このファンドは、少額投資非課税制度であるNISAの「成長投資枠」に対応しており、投資初心者の方でも税制優遇を受けながら金投資を始めやすいのが特徴です。

「GS Plus ゴールド」の基本情報

  • 商品名: GS Plus ゴールド(為替ヘッジあり)/(為替ヘッジなし)

  • 商品分類: 追加型投信/内外/その他資産(商品)

  • 設定日: 2025年12月9日

  • 継続申込期間: 2025年12月9日~2027年1月20日(有価証券届出書の提出により更新される場合があります)

2つのタイプから選択可能:為替ヘッジあり・なし

「GS Plus ゴールド」には、為替ヘッジ「あり」と「なし」の2つのタイプがあります。

  • 為替ヘッジあり: 為替レートの変動による影響を抑えることを目指します。海外資産に投資する際、円高・円安の影響を受けにくくしたい場合に適しています。ただし、為替ヘッジにはヘッジ・コストがかかります。

  • 為替ヘッジなし: 為替レートの変動が直接的に基準価額に反映されます。為替の動きもリターンに取り込みたい場合に適しています。

ご自身の投資目的に合わせて、どちらかを選ぶことができます。

購入時手数料はゼロ!ノーロードタイプ

このファンドは、購入時に手数料がかからない「ノーロード」タイプです。また、換金時の信託財産留保額もかからないため、初期費用を抑えて投資を始めたい方にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。

金投資が注目される3つの理由

金は、長期的に見ると堅調な上昇を遂げてきた資産です。なぜ金がこれほどまでに注目されるのでしょうか。その主な理由を3つご紹介します。

1. 希少性が生み出す普遍的な価値

金は、地球上に存在する量が限られている希少な資源です。これまでに採掘された金の総量は約22万トンにとどまり、毎年新しく供給される量も総採掘量の2%程度と言われています。この希少性が、金の普遍的な価値を支えています。

また、金は特定の国のリスクに影響されにくいという特性も持ち合わせています。そのため、世界の中央銀行も準備資産の分散を目的として金の保有比率を高めており、現在では準備資産の約2割を金で保有していることが示されています。

世界の中央銀行の準備資産に占める金の比率の推移と内訳

2. 物価上昇(インフレ)に強い資産

物価が上昇し、お金の価値が相対的に下がる「インフレ」の局面では、金は過去に長期的に価値を保ちやすい性質を示してきました。発表によると、物価上昇率が高い局面ほど、株式などの他の資産と比較して金のリターンが優位になる傾向が見られます。

米国のインフレ局面ごとの金および主要指数の平均月次リターン

3. 景気後退時でも安定性?ポートフォリオの分散効果

一般的に、景気後退時など経済が不安定な時期には、安全な資産への需要が高まります。金は、株式などのリスク資産と比べて安定的な値動きを示す傾向があり、ポートフォリオ(投資資産の組み合わせ)に組み入れることで、全体のリスクを抑える効果が期待できます。

過去のITバブル崩壊やリーマン・ショック、新型コロナウイルス感染拡大時などの経済危機においても、金は比較的安定したパフォーマンスを示したことがデータで確認されています。

米国の景気後退時の金および主要指数のリターン

ITバブル崩壊、リーマン・ショック、新型コロナウイルス感染拡大時の金、S&P500、オール・カントリーのパフォーマンス比較

「GS Plus ゴールド」の仕組み:ETFを通じた金投資

「GS Plus ゴールド」は、直接金現物を保有する手間をかけずに、金に投資できるのが大きなメリットです。このファンドは、金価格の値動きを反映することを目的とする「上場投資信託証券(ETF)」に投資することで、実質的に金に投資します。

具体的には、「ゴールドマン・サックス・フィジカル・ゴールド・ETF」を通じて金に投資が行われます。これにより、投資家は比較的低コストで金にアクセスし、効率的に金投資のメリットを享受することが目指されています。

GS Plus ゴールドの投資スキーム

ゴールドマン・サックス・フィジカル・ゴールド・ETFの累積リターン(円ベース)

どこで買えるの?取扱販売会社

「GS Plus ゴールド」は、以下の証券会社で購入が可能です。(2025年12月29日時点)

※販売会社によっては、いずれかのファンドのみの取扱いとなる場合があります。

投資を始める前に知っておきたいこと:費用とリスク

投資信託は預貯金とは異なり、元本が保証されている金融商品ではありません。基準価額(投資信託の値段)は変動するため、投資元金が割り込む「損失」を被る可能性もあります。

ファンドの費用

「GS Plus ゴールド」には、購入時手数料や換金時の信託財産留保額はかかりませんが、保有期間中には以下の費用が信託財産から差し引かれます。

ファンドの費用

  • 運用管理費用(信託報酬): 年率0.3461%(税込)程度。ファンドを運用・管理してもらうために日々信託財産から支払われる費用です。

  • 信託事務の諸費用: 監査費用や印刷費用など。信託財産の純資産総額の年率0.1%相当額を上限として日々計上されます。

  • その他の費用・手数料: 有価証券売買時の売買委託手数料など。これらは運用状況によって変動するため、事前に料率を示すことができません。

投資リスク

主な変動要因は、金(現物)への投資リスクと為替変動リスクです。

  • 金(現物)への投資リスク: 金価格は、世界の経済状況、地政学的リスク、需給バランスなど様々な要因で変動します。

  • 為替変動リスク: 為替ヘッジなしのファンドでは、円高が進むと、海外資産の円換算価値が下がり、基準価額が下落する可能性があります。

また、このファンドは特定のETFに集中的に投資するため、当該ETFの価格変動リスクや運営上の影響をほぼ直接的に受けることになります。

分配金についても、計算期間中の収益を超えて支払われる場合があり、その場合、実質的には元本の一部が払い戻されることに相当することもあります。

投資を始める際は、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をよく読み、内容を理解した上でご自身の判断で投資を行ってください。

まとめ

「GS Plus ゴールド」は、NISA成長投資枠を活用して、手軽に金投資を始めたい方にとって魅力的なファンドです。金の持つ希少性やインフレ耐性、分散効果といったメリットを理解し、ご自身の資産運用の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

より詳しい情報は、以下のファンド特設ページをご覧ください。