金融リテラシーとは?なぜ今、必要とされるのか
金融リテラシーとは、お金に関する知識や判断力を指します。河村氏は、この金融リテラシーが「人生の選択肢を大きく変える」と語ります。日本では家庭や学校でお金に関する教育が不足しているため、多くの人が不安を抱えがちです。この本は、そうした現状に一石を投じ、読者が自身の人生の主導権を握るための「有益で信頼性のある情報」を提供することを目指しています。
「貯金箱の呪い」から解放され、お金の「感覚」を育てる
「お金は貯めるもの」という考え方が根強い日本社会。しかし、この書籍では、幼い頃から親しんできた「貯金箱」こそが、日本人の金融リテラシーを奪ってきた元凶であると指摘しています。お金をただ貯めるだけの対象として教えることは、火の使い方を教えずにキッチンを立ち入り禁止にするのと同じだと述べられています。
本書では、リスクヘッジ(投資などで起こりうる危険を避けるための対策)をしつつ投資を行うことが最大の守りであり、「貯金箱の呪い」から解放されてお金を人間らしさの道具として捉え直すことの重要性を解説しています。
「自分に投資」するお金の使い方を学ぶ
子どもにお金の教育を始める時期について、多くの親が「まだ早いのでは?」と考えがちです。しかし、河村氏は、子どもがお金を「使う年齢」になるのは「稼ぐ年齢」よりもずっと早いため、その時から使い方を教えておくのが合理的だと提案しています。
「お金の使い方」は、その人の人生の価値観を反映するものです。従来の「節約美徳」から脱却し、節約をやめることで「お金のリテラシー」が育つ理由と、自分に投資する使い方を解説しています。自分の価値観を明確にするレッスンも提案されています。
資本主義のルールを知って「稼ぐ」力を身につける
資本主義社会というゲームのルールを理解し、いずれ「事業主」になるための働き方を解説しています。雇用される側(従業員)と雇用する側(事業主)の違いを知り、市場経済のプレイヤーとして稼ぐ力を身につける方法が紹介されています。
グローバル時代にお金を「増やす」ために大切なこと
金融リテラシーという「世界共通言語」を身につけることで、あらゆる分野へアクセスできるチケットを手に入れることができると述べられています。世界で起こるあらゆることは経済と連動しているため、世界で働けるための金融リテラシーを体系的に紹介しています。
著者プロフィール:河村真木子氏

1976年奈良県生まれ。10歳から15歳までシンガポールで過ごし、’92年に帰国。’94年には単身でアメリカに渡り、ロサンゼルスの高校に編入しました。その後、関西学院大学に入学するも自主退学し、再び渡米。UCバークレーを2000年に卒業後、外資金融機関などでキャリアを積みました。
2021年にはオンライン事業「Holland Village Members’ Club」を設立し、現在では日本最大級・会員数2.3万人越のオンラインコミュニティを運営しています。2025年にはDMMオンラインサロン大賞にて三年連続で大賞を受賞しています。著書に『超フレキシブル人生論”当たり前“を手放せば人生はもっと豊かになる』があります。

Holland Village Members’ Club:https://lounge.dmm.com/detail/8636/
先行予約特典
Amazonでの先行予約者の中から抽選で20名に、河村氏が運営するオンラインコミュニティ「Holland Village Members’ Club」の会員のみが利用できるラグジュアリーラウンジ・スパ複合施設「Holland Village BEAUTY Lounge & SPA」の体験が提供されます。
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書籍概要
書名:外資系金融ママからわが子へ伝えたい人生とお金の本質
著者:河村真木子
定価:1,870円(税込)
ページ数:240ページ
発売日:
書店:2026年1月25日(日)
Amazon(ネット書店):2026年1月23日(金)
出版社:ディスカヴァー社
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