2026年1月のFX市場全体を把握しよう!
金融先物取引業協会が示す市場の活況
2026年1月の店頭FX月間取引金額は、約1142兆円に達し、前月比で約13.0%増加しました。これは、米ドル/円(USD/JPY)の取引額が大きく伸びたことが主な要因とされています。
また、月末の未決済ポジション残高(まだ決済されていない買いや売りの状態にある取引のこと)は合計約9兆9,110億円で、前月より約4.50%増加しました。この内訳を見ると、買いのポジション(買建玉)が増加した一方で、売りのポジション(売建玉)は減少しています。日本の個人投資家の取引は円(JPY)に関連する通貨ペアが多いため、結果として円の売り越し(売りのポジションが買いよりも多い状態)が約1兆2718億円となりました。
取引金額が多かった上位5通貨ペアは、米ドル/円(USD/JPY)、豪ドル/円(AUD/JPY)、ポンド/円(GBP/JPY)、ユーロ/円(EUR/JPY)、ユーロ/米ドル(EUR/USD)の順でした。

図1.取引金額とポジション計
外為どっとコムの投資家動向から見るFXのリアル
FX口座数が約85万件に及ぶ株式会社外為どっとコムのデータからは、さらに詳細な投資家の行動が見えてきます。この調査は、2026年1月2日から1月31日までの期間に「外貨ネクストネオ」を利用し、新規口座開設やFX取引を行った顧客を対象に行われました。
利益を出した投資家の割合は?
1月のFX取引で利益(実現益)を出した投資家の割合は57.2%でした。これは前月よりわずかに減少しましたが、2025年5月以降、利益を積み上げる投資家が5割を超えている状態が続いています。相場が大きく変動する中でも、多くの投資家が着実に収益を上げていることがうかがえます。

図2-1.取引参加者の損益
人気の通貨ペアは?
通貨ペア別の取引者数では、米ドル/円(USD/JPY)が41.8%で圧倒的なトップとなりました。次いでトルコリラ/円(TRY/JPY)、豪ドル/円(AUD/JPY)が続きます。米ドル/円の変動幅が大きかったことが、多くの投資家の関心を引きつけた要因でしょう。

図2-2.通貨ペア別取引者数
平均取引数量から見える投資家の積極性
1注文あたりの平均取引数量は5.4万通貨(54ロット)と、前月より5.9%増加しました。「ロット」とはFX取引における通貨量の単位で、例えば外為どっとコムでは1ロット=1,000通貨です。つまり、平均5.4万通貨の取引があったということです。また、「必要保証金」とは、FX取引を行うために口座に預け入れる最低限の資金のことです。
例えば、米ドル/円で54ロット(5.4万通貨)取引する場合、2月9日時点の必要保証金は約34万2,360円となります。トルコリラ/円であれば、約8,100円で取引が可能です。取引量の増加は、相場の大きな動きを収益機会と捉え、リスクを取って積極的に取引を行った投資家が多かったことを示唆しています。
なお、2月2日からは1ロットあたりの必要保証金の単位が100円単位から10円単位に変更されています。詳細はこちらで確認できます。
https://www.gaitame.com/info/update/2026/02/02_003521.html

図2-3.平均取引数量
長期投資家と新規参入者の傾向
取引を行ったFX投資家の平均口座開設期間は128カ月(約10年8カ月)と長期化しており、経験豊富な投資家が市場を主導している様子が見て取れます。

図2-4.口座開設期間
年代別に見ると、50代が33.0%で最も多く、次いで40代が28.9%と、中高年世代が全体の7割以上を占めています。

図2-5.取引参加者の年齢分布
一方で、新規にFX口座を開設した投資家では、40代が27.8%でトップ、30代が24.6%、50代が20.4%と続き、20代も14.9%を占めています。経験豊富な投資家が多い中で、若い世代の新規参入も着実に続いていることが分かります。
2026年1月:FX個人投資家は果敢に利益を追求した月
2026年1月の米ドル/円(USD/JPY)は152.094円から159.452円という広い範囲で変動しました。月初は比較的穏やかでしたが、米国の雇用統計の堅調さや衆議院の解散検討報道を受けて円安が進行し、一時159円台を記録。その後、財務省の円安けん制発言や日米当局による「レートチェック」観測で円高に急落し、月末には再び円安方向へ押し戻されるといった、まさに「ボラティリティ」(価格変動の大きさ)が高い月でした。
このような市場環境は、外為どっとコムの投資家行動にも明確に反映されています。利益を出した投資家の割合が5割を超え、急騰や急落の局面を収益機会と捉えた投資家が多かったと見られます。米ドル/円を中心に、米ドル以外の通貨と円の通貨ペア(クロス円)の取引が活発で、大きな値動きが取引意欲を刺激したと考えられます。平均取引数量の増加も、投資家が相場変動を背景にリスクを許容し、積極的に取引を進めたことを示しています。
経験豊富な投資家が市場をリードする一方で、新規口座開設者では30代~40代が中心となり、若い世代の参入も継続していることが分かりました。総じて、2026年1月は、個人投資家が果敢にリスクを取り、利益を追求した月であったと言えるでしょう。
FX投資の学習と情報収集に役立つ情報
過去の調査結果やFXに関する情報は、以下のリンクから参照できます。
- マネ育ch: https://www.gaitame.com/media/
- 「投資家調査」カテゴリー: https://www.gaitame.com/media/archive/category/FX%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%AE%B6%E8%AA%BF%E6%9F%BB
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