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投資初心者必見!新NISAの認知・利用状況2026年最新調査から見えた「若年層の資産形成意欲」

投資初心者こそ知りたい!NISAの現状と未来

2024年にスタートした「新しいNISA」は、個人の資産形成を後押しする制度として注目を集めています。しかし、その認知度や実際の利用状況は、年代によって異なるようです。

三井住友トラスト・資産のミライ研究所が2026年1月に全国の18歳~69歳1万人を対象に実施したアンケート調査から、NISAの利用実態と、今後の資産形成(将来のために資産を増やしていくこと)へのヒントが見えてきました。

NISA口座数は増加傾向、でも目標達成にはまだ距離が?

「貯蓄から投資へ」という国の動きもあり、NISA(少額投資非課税制度)の口座数は年々増えています。2025年12月末時点で約2,825万口座に達しており、多くの人が投資に目を向けていることがわかります。

NISA口座開設数の累計推移と四半期ごとの伸びを示すグラフ

しかし、政府が掲げる「2027年末までに3,400万口座」という目標には、まだ少し届いていない状況です。口座数だけでなく、実際にNISAを活用して資産形成を行っている人がどれくらいいるのか、さらに深掘りしたのが今回の調査です。

NISAの認知度は6割弱、利用者は2割強にとどまる

調査によると、NISAという制度を「知っている」と答えた人は全体の57.7%でした。これは約6割の人がNISAを知っていることを意味します。しかし、実際にNISAを「利用している」人は22.3%にとどまり、知っているけれど利用していない「認知と利用のギャップ」が35.4%もあることがわかりました。

各年代におけるNISAの認知度と利用率、およびそのギャップを示した棒グラフ

特に60代では認知度が60.3%と高いものの、利用率は21.3%で、ギャップが最も大きい結果となっています。投資初心者にとって、NISAはまだ「知っているけどよくわからない」という段階にあるのかもしれません。

18-39歳の若い世代はNISA利用に前向き!

今回の調査で注目すべきは、18歳から39歳の若い世代のNISAへの積極的な姿勢です。

NISAを利用している人だけでなく、現在利用していなくても「今後利用したい」と考えている人を合わせた「NISA前向き層」は、全体の35.8%でした。もしこの「利用意向がある人」全員がNISAを始めた場合、NISA利用者は現状の最大1.6倍になる可能性があるといいます。

年代別のNISA利用状況に関するアンケート結果を示す棒グラフ

特に18-39歳では、この「NISA前向き層」が4割以上を占めています。一方で、高齢層になるほど「NISAは利用しない」という「NISA意向なし層」が多く、60代では約半数に上りました。

若い世代が将来の資産形成に意欲的である一方、年齢が上がるにつれてNISAへの関心が薄れる傾向が見られます。




NISA利用意向は着実に伸びている!地域差も明らかに

新しいNISAが始まった2024年1月以降、利用前向き層は着実に増加しています(30.8%→34.1%→35.8%)。これは、NISAへの関心が少しずつ高まっていることを示しています。

2024年から2026年までの3年間における、利用意向に関するアンケート結果を示す棒グラフ

年代別に見ると、ほとんどの年代でNISA前向き層が増加していますが、18-29歳では若干減少、60代では利用意向がない層が高い割合で維持されています。

2024年から2026年のNISA利用意向を18~69歳の年齢層別に示した積み上げ棒グラフ

地域別では、NISA利用率は首都圏が最も高く、利用意向者まで含めると近畿圏がトップでした。40代では中京圏が利用率・利用意向者割合ともにトップとなっています。

年代別・地域別の「利用」と「利用意向」の割合を示した棒グラフ




投資初心者がNISAを始めるカギは「金融教育」と「ライフプランニング」

NISAの利用状況に顕著な差が見られたのが、「金融教育の受講経験」と「ライフプランニング(人生設計)」です。

金融教育を受けた経験がある人は、そうでない人に比べてNISA前向き層の割合が大きくなっています。特に短大生・大学生・大学院生・専門学校生や社会人になってから金融教育を受けた人は、NISA利用率が非常に高い傾向にあります。これは、証券口座を開設できる年齢になり、安定した収入が得られる時期と重なるため、金融教育が実際の行動につながりやすいと考えられます。

金融教育を受けた時期とNISA利用者・利用意向者の割合を示す棒グラフ

また、ライフプランを具体的に立てている人は、NISAの利用が進んでいることも明らかになりました。将来の「家計の理想像」を描くことで、その実現に向けた手段としてNISAが選ばれていると推察されます。反対に、ライフプランを立てていない人は、6割以上がNISAの利用意向がないと回答しています。

ライフプランを立てている度合いとNISA利用者・利用意向者の割合を示す棒グラフ

これらの結果から、金融に関する知識を身につけることや、将来の目標を具体的に描くことが、NISAを活用した資産形成への第一歩となることがわかります。




まとめ:NISA活用で豊かな人生を

今回の調査から、NISAは急速に普及しているものの、その進み具合は年代によって差があることが判明しました。特に若い世代はNISAに前向きな一方で、高齢層では利用意向が低い傾向が見られます。

もし高齢層がNISAを「現役世代向けの積立制度」と認識しているのであれば、資産活用期におけるNISAの活用法など、より丁寧な情報提供が必要となるでしょう。

また、金融教育の経験やライフプランニングがNISA利用を後押しするという結果は、お金に関する学びが行動変容につながることを示唆しています。将来の具体的な目標を持つことが、資産形成の意思決定を後押しする好例といえるでしょう。

豊かな人生を送るためにNISAの利用が必須というわけではありませんが、誰もが自分に合った形で資産形成に踏み出せるよう、年代に応じたきめ細やかな支援が今後の鍵となるでしょう。

詳細情報はこちら

今回の調査結果について、さらに詳しいデータは三井住友トラスト・資産のミライ研究所のウェブサイトで公開されています。

NISAの認知・利用事情に関する調査結果を示す画像

調査概要

  • 調査名: 「住まいと資産形成に関する意識と実態調査」(2026年)
  • 調査対象: 全国の18~69歳(関連業種従事者を除く)
  • 調査方法: WEBアンケート調査
  • 調査時期: 2026年1月
  • サンプルサイズ: 11,135
  • 備考: 端数処理の関係上、割合については合計で100%とならない場合があります。