「良い会社の株を長く持てば安心」
こう聞くと、投資初心者でもなんとなく正しいように感じますよね。
しかし、実は “長期投資を前提に株を買う” ことが、初心者にとって大きなリスクになる 場合があります。
この記事では、
- 長期投資が日本株では危険になりやすい理由
- 初心者が身につけるべき安全な投資スタンス
を、解説します。
なぜ「長期投資すれば安心」が通用しないのか

投資の専門家やファイナンシャルプランナーが、「成長する会社の株を長期で持てば勝てる」と言うことが多いのは事実です。
ですが、日本市場においては、その前提が成り立ちにくい背景があります。
日経平均はバブル期を超えられず長期停滞した時期がある
1989年ごろ、日本の株式市場はバブルのピークを迎え、日経平均株価は 約4万円近く まで上昇しました。しかしその後、長い期間停滞した時期がありました。2026年2月13日の終値は56,941.97円 と、現在は高値圏にありますが、30年以上停滞した期間が長く続いたのも事実です。
つまり、
「長く持てば必ず株価は戻る」
という前提は、当てはまらないケースも多い
ということです。
長期投資が初心者を失敗させる最大の理由:損切りできなくなる

長期投資を“正しい形”としてしまうと、初心者は 株価が下がっても売れなくなる という問題に陥ります。
下落しても「そのうち戻る」と思い込みやすい
初心者がやりがちな失敗は次のような流れです。
- 株価が下がる
- 「長期投資だから売らなくていい」と思い込む
- さらに下がって取り返しがつかない含み損になる
- 資金が動かせず、次の投資にも進めない
“長期投資”という言葉が、損切りを先延ばしにする言い訳になってしまう わけです。
株価は一度下がると長期間戻らないことがあるため、この失敗は非常に多くの初心者が経験します。
正しい戦略は「結果として長期保有になる」こと

もちろん、日本株の中には大きく成長し、バブル期を超える株価になった優良企業も存在します。
しかし、そのような銘柄を 事前に確実に選び続けることは不可能 です。
だからこそ、重要なのは次の考え方です。
“最初から長期投資”と決めない
- 株価が下がったら、早めの売却で損失を限定する
- 株価が上がり続ける銘柄は、上昇トレンドが続く限り持ち続ける
- その結果、長期保有になることもある
つまり理想は、
長期投資しよう → ×
結果として長期保有になった → ○
このスタンスこそが、リスクを抑えつつ利益を伸ばす最も現実的な方法です。
まとめ:長期投資は“安全策”ではない。初心者ほど柔軟な判断を

- 長期間戻らなかった個別株も存在する
- 「長期投資だから売らない」は損切りできない原因になる
- ベストは「下落時は損切り」「上昇時はトレンドが続く限り保有」
- その結果、長期保有になることがあるのが理想
長期投資にこだわりすぎるほど、初心者は大きな損を抱えやすくなります。
大切なのは、株価の動きに応じて柔軟に判断すること。
あなたの資金を守りながら増やしていくための、
最も安全で現実的な投資スタンスです。
あまりお金がなくて大金をかけられない普通の人の少額投資ブログ 
