【投資初心者向け】国内初の信託型円建てステーブルコイン「JPYSC」で少額投資の未来が変わる?
「投資って難しそう…」「お金がないから関係ない」そう思っているあなたも、この記事を読めば、新しいデジタル通貨の波が私たちの生活や少額投資にどう影響するかが見えてくるはずです。
先日、SBIグループとStartale Groupが、国内で初めて「信託型円建てステーブルコイン」である「JPYSC」の提供を開始したというニュースが発表されました。
「信託型円建てステーブルコイン?」「JPYSC?」
初めて聞く言葉ばかりで、ちょっと難しそうですよね。でも大丈夫!この記事では、投資初心者のあなたにも分かりやすく、この新しいデジタル通貨が私たちの未来にどんな可能性をもたらすのかを解説していきます。
JPYSCとは?投資初心者が知っておきたい「新しいデジタル円」の基本
まずは、今回のニュースの主役である「JPYSC」について、簡単にポイントをまとめました。
国内初の「信託型」円建てステーブルコインとして登場
SBI新生信託銀行が発行し、SBI VCトレードが流通を担う
シンガポールのStartale Groupと共同で開発された
日本円と連動しており、価格が安定している(ステーブルコインの「ステーブル」は「安定」という意味です)
現在はSBI VCトレードの口座内での利用に限定されている
将来的には、外部のブロックチェーン(パブリックチェーン)でも利用できるようになる予定
従来の資金移動業型のステーブルコインと異なり、100万円の送金制限がない
送金コストが安く、大口の送金にも対応できる
国内初の「信託型」円建てステーブルコインが登場!
「信託型」とは、皆さんが預けたお金や資産を、信託銀行がきちんと管理してくれる仕組みのことです。つまり、JPYSCは、信託銀行が裏付け資産を管理しているため、安全性が高いと言えるでしょう。
JPYSCの安定性とは?円と連動するデジタル通貨の安心感
ステーブルコインは、ビットコインなどの仮想通貨とは異なり、その価値が特定の法定通貨(今回の場合は日本円)に連動するように設計されています。
「仮想通貨は価格の変動が大きくて怖い」と感じる方もいるかもしれません。しかし、JPYSCのように円と連動していれば、その価値は基本的に1JPYSC=1円です。そのため、価格変動リスクを気にせず、デジタルのお金として安心して使えるのが大きな特徴です。
今は限定的だけど、将来はもっと自由に使えるようになる?
現時点では、JPYSCはSBI VCトレードの口座内でしか使えません。しかし、プレスリリースでは、将来的にパブリックチェーン上での流通を目指しているとされています。関係法令・税務実務等が整理され次第、移行を目指すとのことです。
これは、政府や関係機関との話し合いが進み、法律や税金のルールが整備されれば、もっと多くの場所でJPYSCが使えるようになる可能性があるということです。もしそうなれば、私たちの普段の生活や少額投資にも、より身近な存在になるかもしれませんね。
SBI VCトレードでの「JPYSC」取扱い概要については、こちらをご確認ください。
ステーブルコインって何?なぜ今、注目されているの?
「そもそもステーブルコインって何?」という疑問を持つ方もいるでしょう。ここでは、ステーブルコインがなぜ今、世界中で注目されているのかを解説します。
仮想通貨なのに価格が安定?「ステーブルコイン」の仕組み
ステーブルコインは、「安定(Stable)」した「通貨(Coin)」という意味です。
例えば、ビットコインやイーサリアムといった一般的な仮想通貨は、需要と供給によって価格が大きく変動します。昨日100万円だったものが今日80万円になる、なんてことも珍しくありません。
しかし、ステーブルコインは、その価値を米ドルや日本円といった特定の法定通貨に固定することで、価格の安定性を保っています。JPYSCの場合は、日本円に固定されるため、1JPYSCは約1円の価値を持つことになります。
国際的な規制の動きと、デジタル資産の未来
近年、世界各国でステーブルコインやデジタル資産に関するルール作りが進んでいます。これは、デジタル通貨が経済に与える影響が大きくなっているためです。
日本でも、2023年6月に「改正資金決済法」が施行され、ステーブルコインが「電子決済手段」として法的に位置づけられました。今回のJPYSCは、この法律に基づいて発行される「信託型」のステーブルコインであり、日本の金融システムが持つ信頼性のもとで運用されることになります。
このような動きは、デジタル資産が単なる投機の対象ではなく、より安全で信頼性の高い決済手段や資産運用ツールとして、私たちの生活に浸透していく未来を示唆しています。
JPYSCが私たちの少額投資や家計にどう影響する?未来の可能性を徹底解説
では、このJPYSCが、私たちのような「あまりお金がないけれど少額から投資を始めたい」と考えている普通の人々に、具体的にどんなメリットをもたらす可能性があるのでしょうか?
送金手数料が安くなる?家計の節約につながる可能性
プレスリリースには「既存の決済手段に比べ送金コストが大幅に安価」と明記されています。
もしJPYSCがパブリックチェーン上で広く使えるようになれば、銀行振込などの手数料が高いと感じている方にとって、大きなメリットになるかもしれません。
例えば、「毎月実家に仕送りをしている」「フリマアプリで頻繁に取引をしている」といった場合、少額でも手数料が積み重なると意外と大きな金額になります。将来的にJPYSCを使えば、そうした送金手数料を節約し、浮いたお金を少額投資に回すこともできるようになるかもしれません。
少額から始めるレンディング(貸し付け)で不労所得を狙う?
SBI VCトレードでは、JPYSCの「レンディングサービス」を近日中に開始する予定です。
レンディングとは、保有している仮想通貨やステーブルコインを貸し出すことで、利息を得るサービスのことです。銀行預金のようなイメージに近いですが、通常は預金よりも高い利息が期待できる場合があります。
もしJPYSCのレンディングが少額から利用できるようになれば、「お金を働かせて増やしたいけど、いきなり株式投資は怖い」という投資初心者の方でも、比較的リスクを抑えながら不労所得を得るチャンスが生まれるかもしれません。
トークン化された資産への投資も身近になるかも
ニュースでは、将来的なユースケースとして「RWA・トークン化資産の決済」が挙げられています。
RWA(Real World Assets)とは、不動産や債券、株式といった現実世界の資産をブロックチェーン上でデジタル化(トークン化)したものを指します。
もし不動産などの高額な資産がトークン化され、JPYSCで少額から購入できるようになれば、これまで一部の富裕層しか手が出せなかった投資対象が、私たち一般の個人投資家にもぐっと身近になる可能性を秘めています。
あまりお金がなくて大金をかけられない普通の人の少額投資ブログ 